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布田川・日奈久断層帯 熊本 [防災用品]

地震調査委が断層評価― 熊本市で震度6強の揺れも

 国内の主な断層帯の活動状況の調査や将来発生する地震の危険度を評価している政府の地震調査委員会は、2003年7月31日、熊本県長陽村から八代海南部まで延びる「布田川・日奈久断層帯」で地震が起きた場合、熊本市などで最大震度6強以上の強い揺れが予想される、との評価結果をまとめました。

 同断層帯は全長約101km。北東部~中部~南西部からなる。動く可能性の少ない北東部を除き、地震発生の可能性が高いグループに属する甲佐町から田浦町までの中部が単独で動いた場合を2パターンと、田浦町以南の南西部も同時に動いた場合を評価しました。

●中部単独の場合、地震の規模はマグニチュード(M)7.5程度で、北寄りで断層の破壊が始まると想定した場合、熊本市や下益城郡の一部などで震度6強以上の強い揺れがあると予測しました。

●破壊の始まりを海側にある断層の南寄りと想定した場合は、強い揺れの範囲が北東にさらに広がると予測した。

●南西部も同時に活動した場合、地震の規模はM8程度になり、御所浦町なども震度6強以上の揺れが予測されるとした。

●南西部も同時に活動した場合、地震の規模はM8程度になり、御所浦町なども震度6強以上の揺れが予測されるとした。

 ※調査委は同断層帯について2002年5月、30年以内の地震発生確率予測を公表。
 北東部がほぼ0%、中部が最大約6%、南西部が不明としていた。
   (発生確率の評価時点2002年1月1日)

 因みに、M7.3の阪神大震災を引き起こした野島断層の発生確率は8%でした。



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